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クアラルンプール周辺の日本語が通じる病院と入院情報について

マレーシアへ移住する際に心配なのがマレーシアの医療事情ではないでしょうか。結論からいうと、東南アジア屈指の医療ツーリズムのハブとして世界各国の富裕層が訪れるほどで非常に高いと言えます。また主に私立病院には欧米やオーストラリアなどの医学部を卒業した医師も多く在籍しています。

マレーシアの病院は主に「公立病院、私立病院」と「クリニック」に分けられます。

クアラルンプール最大の公立病院はHKLと呼ばれるホスピタル・クアラルンプール(Hospital Kuala Lumpur )で、病床数2300とアジア最大規模となります。マレーシア国民であれば診察料はRM2(約50円)程度で、外国人でも利用可(ただし外国人の場合は診察料が異なります)。私立病院を利用するのはローカルの中間層以上、外国からの移住者(MM2H)、駐在などが多いようです。私立病院の受診には基本的に紹介状などは不要で、希望する診療科の専門医を予約する、直接通院するなどします。

クリニックは日本でいう町医者のようなもので、風邪やケガなど症状が軽い時に受診する診療所です。医薬分業をしていないため投薬まで行うところもあります。また受診料の支払いは現金のみのところもあります。1つの特徴として土日祝も受診可能であったり、診療受付時間も早朝から夜遅く(具体的には8:00〜22:00など)までと長かったり、中には24時間対応のところもあります。クアラルンプール周辺ではクリニックチェーンのメディヴィロン・クリニック(Mediviron Klinik)がよく知られていてショッピングセンターやショップロット(商店街)などでよく見かけます。

外国での受診や入院となると言葉や設備などに不安がある方もいらっしゃると思います。そこで今回はクアラルンプールで日本語が通じるクリニックや総合病院のご紹介と、実際に入院した際の病室や食事などについてお伝えします。

クアラルンプール周辺で日本語が通じるクリニック、総合病院

【私立総合病院】

クアラルンプールには日本語の通じる私立総合病院が多くあり、クアラルンプール中心部、モントキアラ(Mont Kiara)、スバン(Subang)、ミッド・バレー(Mid Valley)、バンサー(Bangsar)など日本人が多く在住するエリアからもアクセスしやすくなっています。
基本的に日本語通訳サービスは診察料に含まれていることが多いのですが、日本語対応者が不在ということもあるので事前の確認をおすすめします。また日本語直通電話がある病院もあります。

マレーシア病院日本語入院費用

プリンスコート・メディカルセンター(Prince Court Medical Centre)

日本大使館から直線距離で500mに位置します。ペトロナスタワーのあるKLCC、ブキッビンタンからも車で5分ほど。駐在者などが健康診断を受診する病院に指定されていたり、人間ドックの予約などを手伝う「医療コンシェルジェ」が常駐。

グレンイーグルス・ホスピタル(Gleneagles Hospital)

各国大使館が多いアンパン(Anpang)エリアにあるため、大使館員が利用することも多いようです。日本人向け健康診断パッケージなども。

パンタイホスピタルクアラルンプール(Pantai Hospital Kuala Lumpur)

クアラルンプール日本人会や大型商業施設ミッド・バレー(Mid Valley)の近くに位置します。

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ラムゼー・サイム・ダービー・ヘルスケア(Ramsay Sime Darby Health Care)

マレーシアの貿易、パームオイル産業、不動産などの巨大複合企業グループのヘルスケア部門です。クアラルンプール近郊のスバン 、デサパークシティと計3カ所に総合病院があります。

スバンジャヤ・メディカルセンター(Subang Jaya Medical Centre)

アラダマンサラ・メディカルセンター(Ara Damansara Medical Centre)

パークシティ・メディカルセンター(ParkCity Medical Centre @Desa ParkCity)

KPJダマンサラ・スペシャリスト・ホスピタル(KPJ Damansara Specialist Hospital)

「TTDIウエットマーケット(生鮮市場)」で知られるMRTのTTDI駅から750mに位置します。駅からは近いのですが周囲に幹線道路あったりして歩きにくいので、車かグラブ(Grab)が便利です。

◆マハメル・インターナショナル・センター(MAHAMERU INTERNATIONAL MEDICAL CENTRE)※ジャパン・メディケア(Japan Medicare)

1992年に開院した当初は「ジャパンメディケア」の名称でした。日本の医大で学んだマレーシア人がとして在外邦人のためのクリニックが前身です。高級住宅街バンサー(Bangsar)に位置します。

サンウェイ・メディカルセンター(Sunway Medical Centre)

大学、商業施設、テーマパーク、ホテルなどで知られるサンウェイ・グループ(Sunway Group)のメディカル部門。日本では未認可の最先端がん治療などにも取り組んでいます。

【クリニック】

クリニックは日本でいう診療所といった位置付けになります。風邪やけがなどのちょっとした診察から、検査などまで幅広く診察を受けられます。日本人に特化したクリニックでは受付、診察、投薬まで全て日本語でOKです。中には歯科も併設しているクリニックもあります。

◆あおいファミリークリニック(AOI Family Clinic)

公式サイトは日本語。サウジャナの日本人学校から来るまで5分のところに位置します。LINEでの問い合わせが便利です。

のぞみクリニック(Nozomi Clinic)

日本人が多く在住するモントキアラに位置します。公式サイトは英語ですが、右上の言語で「Japanese」を選択すると表示が日本語に切り替わります。

ひばりクリニック・モントキアラHibari Clinic MONT KIARA

本院となるモントキアラの他、クアラルンプール市内や近郊に3院、ペナン島にも分院があります。同じ建物内に日本の学習教室が入っています。公式サイトは日本語です。

マレーシアの私立病院の病室、設備、病院食などについて

私立病院は基本的に自由診療となっています。医療保険に加入する場合は年齢、保険の種類などによって保険料が異なるので、自分や家族に合ったものを検討しましょう。

日本で加入できる海外旅行保険は診察〜入院までカバーされることが多いのですが、言葉がわからなくても安心のキャッシュレス診療は保険会社の提携先病院となります。また加入期間は最長で12ヶ月とされていることが多いため、長期滞在を予定しているならばマレーシアの保険に入ることも視野にいれましょう。

一般的なクレジットカード付帯の海外旅行保険は出国から3ヶ月と有効期限が決まっているのでこちらも注意しましょう。

入院した場合の病室について

マレーシアで生活をしていて入院をするような事態にならないのですが、万が一そうなった場合に不安があったり、気になったりするのが病室ではないでしょうか。

そこで実際に、日系保険会社の保険がフルカバーで適用され自費負担費用ゼロで私立病院の個室に入院したケースをご紹介します。

※加入している保険の種類や入院となった病気やけがの原因などによっても状況が異なることもあるので全てのケースにあてはまらないこともあります。

マレーシア病院日本語入院費用

病室は広々とした個室で、応接セットがありました。室内に専用のシャワーとトイレがついているので、許可があればいつでも好きな時にシャワーを浴びることもできます。またシーツやゴミ捨て、病室の掃除は1日1回クリーナー担当者が回ってきます。飲み水とお湯は、他に紅茶や粉末のホットドリンク飲料なども定期的に届けられ、ホテルのホスピタリティに近い印象です。

制限なしのフリーWi-Fiも入るのでネットも使い放題となっています。また消灯時間はあるのですが、個室なのであまり問題はありません。

マレーシア病院日本語入院費用

マレーシア病院日本語入院費用

食事の許可が出ている場合は、ホテルのルームサービスのように朝昼晩と事前にメニュー表から選ぶことができます。「マレー」「中華」「インド」に「ウエスタン」とメニューの選択肢も多いのは多民族国家を感じさせます。食事はボックスミールになっていて、カトラリーはプラスティック製で使い捨てとなっているので衛生面でも安心できます。

気になる個室の入院費用ですが、個室料金はマレーシアの4〜5つ星ホテル程度が目安です。これに検査、診察、カウンセリング、治療費などがかかりますが、合計金額は治療内容によります。日本円にすると3泊で10万〜ぐらいのイメージです。

※私立病院は自由診療となるため、個体差があります。

マレーシア病院日本語入院費用

マレーシアの私立病院で入院したときの一例としてご参考になれば幸いです。とはいえ入院が必要なことにならないようにしたいものです。

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