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【海外銀行口座開設】
マレーシア銀行口座開設のメリット・各銀行の特色を紹介

マレーシアへの頻繁な行き来や移住をする場合には持っていると便利なマレーシアの銀行口座。今回はマレーシアの主要銀行の特徴や銀行口座を持つことのメリットなどについてご紹介します。

マレーシア 銀行 ATM

※この記事は2022年2月8日時点での情報です。金利や諸条件などについては記事作成当時のものとなります。

【マレーシア主要銀行は?特色や人気の理由を紹介!】

まずはマレーシアの主要銀行のご紹介から。全てをご紹介することは難しいため、今回は特に知名度の高い四つの銀行について簡単にご紹介します。

【Maybank(メイバンク)】

マレーシア メイバンク Maybank 銀行

正式名称:Malayan Banking Berhad

マレーシアで最大手の銀行Maybank(メイバンク)。国内に400以上の支店を有し、目印となる黄色の背景に勇ましい虎のロゴマークはマレーシアの町を歩けば必ず目にする存在感です。

ATMもかなり多く、どんな小さな町に行ってもMaybankのATMであれば設置されていることもとても便利。
かなり広い海外ネットワークを持ち、シンガポールやフィリピンなどの東南アジア諸国でも一般的な銀行として位置づけられているほか、中国やアメリカ、イギリスなどにも店舗があることも魅力のひとつです。

オンラインバンクも一般的なマレーシアにおいて、Maybankのネットバンキング「Maybank2u」はPC、スマートフォン共にアプリの使い勝手が良いとユーザーにとても好評です。

Maybank Webサイト(英語)

https://www.maybank.com

【CIMB(シーアイエムビー)】

マレーシア CIMB 銀行

正式名称:CIMB Bank Berhad

マレーシアで第二位の規模となる銀行CIMB(シーアイエムビー)。国内に約300の支店を有し、真っ赤な背景に白抜きのロゴのトレードマークを町中でもよく目にすることができます。

主に東南アジアを中心に世界15カ国以上の海外ネットワークを持ち、ATMの数もMaybankと同じく豊富。ATMコーナーではMaybankとCIMBがセットで並んでいることが多いのも特徴です。

サポートに手厚いため法人からの人気が高いこと、そして個人ユーザーからは様々なショップなどとのプロモーション割引が多く好評で、Maybankと共にマレーシア人、外国人問わず人気のある銀行です。

CIMB Webサイト(英語)

https://www.cimbclicks.com.my/

【PUBLIC BANK(パブリックバンク)】

マレーシア パブリックバンク PUBLIC BANK 銀行

正式名称:Public Bank Bhd

マレーシアでは第三位の規模ですが、PUBLIC BANK(パブリックバンク)は先にご紹介した二銀行と違い中華系の銀行であることが特色です。マレーシア国内に250以上の支店を有し、中華系ではトップの規模。海外ネットワークも広く、香港やベトナム、カンボジアなどに支店を構えるグローバルバンクです。

日本人の視点からのPUBLIC BANKの魅力は、なんと言っても日本人常駐のジャパンデスクがあることです。PUBLIC BANKクアラルンプールは2013年から日本のりそな銀行と業務提携を結んでおり、マレーシアに展開する日系企業を始め、日本人顧客へのサービス向上を目的としてジャパンデスクが設立されました。
現在はりそな銀行の日本人スタッフの他、日本語対応が可能なマレーシア人スタッフも常駐。一定の取引条件を満たすことで日本語での取引ができると、とても好評です。

マレーシア国内での口座開設は基本的に就労や在住の長期滞在のビザを持っていることが条件となっていますが、このPUBLIC BANKについてはSheng tai Internationalの物件を購入すると口座開設が可能となります。

PUBLIC BANK Webサイト(英語)

https://www.pbebank.com/

【HSBC Malaysia(エイチエスビーシー マレーシア)】

マレーシア HSBC 銀行

正式名称:HSBC Bank Malaysia Berhad

HSBC Malaysia(エイチエスビーシー マレーシア)は、世界のメガバンクであるイギリスのHSBC傘下の銀行です。マレーシアでは最も歴史の古い外資系銀行となり、国内に40以上の支店がある他、近隣諸国のシンガポールやタイなど世界の国や地域に1万を超える拠点を有し、広いネットワークを持っていることが特色です。

世界の投資家からは絶大な人気を誇るHSBCの口座開設。HSBCのメリットは、一つの国で口座開設をするとその後は違う国でも制限がより少ない形で口座を開設できることです。(国によって条件の違いや変更はあります。) 各国の口座を保有することでより良い金利や商品条件を選択しながら資産形成ができることも人気の理由の一つとなっています。

グローバル視点ではメリットが大きいHSBCの口座開設ですが、マレーシア国内での使い勝手に関してあえて言えば、ATMはこれまでご紹介した銀行とは比較にならないほど少なくなります。ただ、キャッシュレスが進むマレーシアの決済事情を鑑みるとさほどデメリットには感じないかもしれません。
後ほど詳しくご説明しますが、最近のマレーシアで決済時に必要なアイテムは現金よりもクレジットカードやデビットカード、そして電子マネーのアプリです。
アプリとオンラインバンキングが使用できれば、ATMの設置数にはさほど着目はしなくても良いと言えます。

マレーシアで外国人からHSBC Malaysiaが注目される理由がもう一つ。マレーシアではMM2H(マレーシアマイセカンドホーム)のビザを申請し、仮承認レターが発行されれば非居住者であってもこのHSBC Malaysiaの口座開設が可能となります。

また、PUBLIC BANK同様、Sheng tai Internationalの物件を購入するとHSBC Malaysiaの口座を開設できます。MM2Hの申請をせずとも口座を所有することができるとあり、人気となっています。

HSBC Webサイト(英語)

https://www.hsbc.com.my/

【口座開設メリット1/マレーシアの銀行口座で定期預金を組み、高金利を得る】

マレーシアの銀行口座を開設することで得られるメリットはどのようなものがあるでしょうか。ライフスタイルや暮らしの拠点をどこにするかによっても視点は変わってきますが、大きく三点が挙げられます。

メリットその1は、なんと言っても銀行利率の高さです。マレーシアの銀行利率は、普通口座であっても日本とは比較にならない数字で人気です。日本の都市銀行の普通口座利率は現在0.001%がほとんどですが、ここマレーシアでは平均0.2%ほどとなっています。

特にマレーシアの定期預金はかなり高い利率で人気なのですが、数年前までは3%前後の高利率が多かったものの、2020年以降はコロナ禍の影響からの金融不安が続き、現在は2%前後、もしくは2%を下回る銀行も多くなっています。2022年1月時点でマレーシアのBank Negara(バンク ネガラ=マレーシア中央銀行)は政策金利を過去最低水準の1.75%に据え置いています。とは言え、日本の都市銀行の現在の定期預金利率は平均0.002%程度が多いことを見ても、マレーシアの銀行利率が高いことは明白です。

この日本との銀行利率の高低差に加え、マレーシアでは金利が非課税扱いのため利息分は差し引きなく得ることができます。これも魅力の一つと捉えてマレーシアでの銀行口座を利用して資産運用を行う方も多いです。

【口座開設メリット2/マレーシアの投資信託商品が購入可能】

メリットその2は、マレーシアの投資信託商品の購入が可能となることです。マレーシアにて口座開設をすることでその銀行が案内する投資信託商品の購入が可能となることは、海外やマレーシアでの資産運用を希望する人にとって魅力的であることは確かです。

様々な商品が販売されており、市場状況によって運用は上下しますが、高いリターンを期待できる商品も豊富です。

【口座開設メリット3/マレーシアの決済はキャッシュレス!アプリ使用に口座は必須アイテム】

最後となるメリットその3は、マレーシアで毎日暮らす上で特に必要となる、キャッシュレス決済の使用がスムーズにできる点です。

マレーシアの一般的な決済事情ですが、日本と同じくクレジットカードや電子マネーは定着しており、日本と比較をしてみるとその普及率はかなり高く、ユーザーはその利便性に着目をして積極的に使用をしています。ほとんどの年齢層でコンタクトレスのタッチ式となる「payWave」が付いたカードが使われており、少額から利用が可能。

一定金額内の買い物なら暗証番号も不要で気軽に支払いを行うことができるため、その浸透率はかなり高いです。

また、もともと電子マネー市場が活発だったマレーシア。このコロナ禍でそれはさらに加速し、スマートフォンのモバイルアプリにて決済を行う「Touch ‘n Go eWallet」や「Grab Pay」、「Boost」、「FavePay」など、かなり小規模店や屋台のようなお店でも支払い可能と、電子マネーに関してはかなり進んでいます。

スマートフォンを使用したオンラインバンキングやアプリの利用も活発で、割り勘にした食事代金を少額でもその場でアプリから送金し合い、現金不要で精算が完了!といった光景もよく目にします。もともと同銀行間の送金手数料は少額であっても基本的に無料というマレーシアの決済事情に、さらにコロナ禍でのコンタクトレス決済促進が加わったため一気に普及が進みました。

上記で挙げた支払いのあれこれに必ず紐づいて必要となるのが、マレーシア現地の銀行口座です。

カードの引き落としはもちろん、チャージ(マレーシアではトップアップと呼びます)の際に登録可能なカードもマレーシア国内発行カードのみの場合が多く、マレーシアの銀行口座なくして電子マネー決済は難しいのが現状です。

【マレーシアの銀行口座まとめ】

マレーシアの銀行口座事情を簡単にご紹介しました。これからマレーシアへの移住を考えている方、今後頻繁に行き来を予定している方、そしてマレーシアで不動産物件の購入を検討されている方はぜひ、生活はもちろん資産運用の面でも便利ツールとなるマレーシアでの銀行口座開設について検討してみると良いでしょう。

【マレーシアで銀行口座を開設するには】

マレーシア国内での口座開設は基本的に就労や在住の長期滞在のビザを持っていることが条件となっていますが、Sheng tai Internationalの物件を購入するとPublicBankとHSBCマレーシアの口座開設が可能となります。

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