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町がカラフルに色づく!多民族国家マレーシアで楽しむヒンドゥー教徒のお正月ディパバリ

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2021.11.01

民族や宗教が多岐に渡る国マレーシア。全人口の約6%がヒンドゥー教を信仰し、そのほとんどはインドにルーツを持つインド系住民です。

 

今回は、そのヒンドゥー教徒の大切な日であるディパバリをご紹介します。

 

【一年に何度も新年を楽しめる国マレーシア】

 

マレーシアではそれぞれの宗教に合わせた暦による一年のサイクルがあり、新年の捉え方も違います。マレー系が信仰するイスラム教はラマダン月明けのHari Raya Aidilfitri(ハリ ラヤ アイディルフィトリ)、中華系が主に信仰する仏教は旧正月(チャイニーズニューイヤー)が新年となり、一年で一番大切な日であり、消費活動も含めて最も盛り上がる時期となっています。

 

【マレーシアではヒンドゥー教徒のお正月が楽しめる!】

 

そして、今回ご紹介するヒンドゥー教徒の新年は?というと。月の満ち欠けによって暦が進む太陽暦を採用しており、そのカレンダーによる新年を「Deepavali(ディパバリ)」と呼び、盛大にお祝いをする日となっています。太陽暦のためやはり日付は毎年異なり、2021年は11月4日がディパバリ当日(いわゆる元旦)となっています。

 

ちなみにインド本国ではDiwali(ディワリ)と言われていますが、ここマレーシアではディパバリという呼び方が一般的となっています。

 

マレーシア KLCC ディパバリ

 

マレーシアの国全体がそのディパバリに合わせて様々なディスプレイや商戦が盛んとなり、とても華やかな雰囲気に包まれます。そして、その宗教に関わりのない人達も町にあふれんばかりのきらびやかなディスプレイを楽しみ、新年をお祝いする言葉を交わしたりします。日本ではなかなか味わうことのない多民族国家であるマレーシアらしさを体感できる、マレーシア暮らしの楽しみの一つと言って良いでしょう。

 

【町中がカラフルで繊細なコーラムで彩られる!】

 

このディパバリの時期、マレーシアに暮らす人たちが最も楽しみにしているもの、それが「Kolam(コーラム)」と呼ばれる色鮮やかで美しい飾りです。

 

マレーシア ディパバリ コーラム

 

コーラムはその場所に幸せが訪れることを祈って作られる飾りのため、大きなショッピングモールからホテルや会社、マンションのロビー、さらには駅の改札前など、とにかく町の至る場所、空間のあるところにこのコーラムが出現します!

 

マレーシア マラッカ ディパバリ コーラム

 

このカラフルな飾り、一体何でできていると思いますか?なんとお米に色付けをしたものなのです。遠くから見ると筆などで描かれた模様のように見えるのですが、近くに行ってよく見てみると、お米一粒ごとに色が塗られており、その集合体がこのように繊細で美しいライスアートとなって完成しているのです!

 

マレーシア ディパバリ コーラム

 

この時期はあちこちでこのカラフルなコーラムを楽しむ人々の姿を目にしますし、モールなどを渡り歩いて今年イチオシのコーラムを探す人もいるくらいです。

 

【ディパバリでインドのヒンドゥー文化を満喫!】

 

コーラム以外のディパバリの楽しみ方もいくつかご紹介します。

 

ディパバリ前日までは日本の大晦日までの雰囲気と似ており、クアラルンプールの中心にあるインドタウンBrickfields(ブリックフィールズ)などは新年用の衣装やお祝い料理を買い求める人達で賑わいます。

 

マレーシア インドタウン ブリックフィールズ

 

かなりな人出となりますが、活気ある雰囲気やインド系のお買い物を楽しみたい方は訪れてみるといいでしょう。インド系の衣装などもかなりお得に買うことができます。ただし、ディパバリ当日から約3日間はお店がお休みとなりますのでご注意ください。

 

また、新年前日夜は0時に向けて花火や爆竹が盛んとなります!うるさいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、日本とは違う新年のお祝いの仕方として視点を変えて観てみるのもマレーシアらしい異文化混在の在り方を知る良い機会になるかもしれません。

 

マレーシア バトゥケイブ

 

新年当日はマレーシアにおけるヒンドゥー教の聖地、Batu Cave(バトゥ ケイブ)で儀式が行われ、人々が初詣のような礼拝に訪れるのですが、今年は新型コロナウイルス感染予防のために最小限での開催となる予定です。残念ですが、一年後のディパバリはイベントなどの開催が復活することを願って止みません。

 

【まとめ】

 

年に一度、マレーシアがインドの雰囲気に包まれるディパバリ。インドに行かずして日常的にその雰囲気を味わえるのは、多民族の国マレーシアならではの醍醐味とも言えます。

 

せっかくの機会ですので、ぜひ身近で体験できるディパバリを楽しんでみてください。

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