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マラッカ州への投資額RM50億(約1,600億円*)到達!2023年目標額超え確定

近年、マレーシア各州の中でも経済成長が目立つマラッカ州。今回はその経済成長と将来性を裏付けるビッグニュースをお届けします。

【順調な上半期。マラッカ州への投資額RM50億(約1,600億円*)を達成!】

*1リンギット =32円で計算した場合

2023年8月3日、マラッカ州のアブ・ラウフ・ユソー首相は同州への投資額が上半期時点ですでにRM50億(50億リンギット)に到達したことを発表。2023年の目標額として掲げているRM60億に対して上半期ですでにRM50億を達成したこととなり、マラッカ州経済の勢いの早さを感じさせるニュースとして注目を集めています。

発表によると、8月までにすでにRM50億の投資案件を受理。さらにこの年末までに中国とドイツからの投資がトータルでRM26億成立する見込みも述べられ、これにより年間の目標額RM60億を大きく上回るRM76億が確保されることとなります。昨年2022年のマラッカ州への投資トータル額はRM82億だったのに対し、上半期ですでにRM50億を達成していること、そして現時点での投資予定額も含めるとその勢いは明らかです。

最終的には昨年の達成額RM82億を上回るのでは?という期待に対しアブ・ラウフ・ユソー首相は、「昨年のトータル額RM82億に対し、2023年12月までにさらに多くの投資を得られると信じています。マラッカ州は12月まで投資件数を随時発表していく予定です。」と前向きなコメントを発表しています。

【マラッカ州投資の鍵!半導体&ハイテク産業分野の成長】

 

マラッカ州はマレーシア国内の重要な製造業拠点としても知られています。1970年頃からマレーシア政府主導のもと工業団地の建設が進み、マラッカ州のGDPの約四割は製造業が占めるという州の主要産業に発展しています。

マラッカ州の製造業の重要性については過去のコラムもご参照ください。

生まれ変わる世界遺産の町マラッカ!秘めたる将来に大注目

今回、その重要性を裏付けるようなニュースとしてアメリカの半導体大手企業、TEXAS INSTRUMENTS(テキサス・インストラメンツ)がマラッカ州とクアラルンプールの工場に計RM146億の投資を表明。このうちのRM50億がすでに既存工場を構えているマラッカ州の工場拡張に投資されるとのことです。

7月にマラッカ州バトゥ・ブルンダムにて行われたTEXAS INSTRUMENTSの工場起工式には、駐マレーシア米国大使のブライアン・D・マクフィータース氏も出席。一企業のレベルではなくアメリカがマラッカ州を重要な投資先として注視していることが伺えるひと幕でもありました。

この工場起工式で司会を務めたアブ・ラウフ・ユソー首相は、マラッカ州への投資は工業・製造業部門で年々増加し続け、州の発展の基幹として確立されていること、外国人投資家が持つ州への期待と信頼が前向きな発展をもたらしていると述べています。この事実も踏まえ、今後の投資認可については半導体やハイテク産業の製造部門など付加価値の高い既存分野、そして世界的に見て将来性がある新規成長分野を優先させていきたい展望も発表しました。

【さらなる期待集まる!M-WEZなど工業団地拡大も】

今回さらにもう一つ明るいニュースとして、アブ・ラウフ・ユソー首相は新たな工業団地開発についても言及をしています。

マラッカ州は郊外に多くの世界的な企業の工場が点在しており、すでに大きく分けて5つの工業団地が築かれています。東南アジア最大規模となるチップ工場やマレーシア最大ソーラー発電生産拠点、ツバメ加工工場などマレーシアのみならず東南アジア経済に多大な影響がある生産拠点が軒を連ねているのです。

そして今回、マラッカ州が新たに地域開発を行なうと発表されたエリアは以下の通り。

・アローガジャ工業団地 2,023ヘクタール

・エルカイ工業団地(ジャシン/リパット・カジャン地区) 243.5ヘクタール

・マラッカウォーターフロント経済区(M-WEZ) 809.3ヘクタール

今回発表されたエリアに、Sheng Tai Internationalが開発する「THE SAIL」の建設が進む経済区開発プロジェクト「M-WEZ」も含まれていることに注目です!

「M-WEZ」は「The Melaka Waterfront Economic Zone」の略称で、「マラッカウォーターフロント経済区」を意味します。マラッカ州政府がマラッカ発展の目的で進めている巨大開発プロジェクトで、今後15年間でRM1,000億(約2兆7,000億円)の投資を呼び込み、全長33㎞、山手線内側の1.5倍の面積に匹敵する約10,000ヘクタールの土地を新たな経済区として開発を進めている、マラッカ州はもとより今マレーシアで一番変化が著しい場所とも言えるでしょう。

今回、マラッカ州政府による新たな工業団地地域開発のエリアの一つとしてM-WEZのエリアが挙げられたことで、州政府の期待と本気度を改めて伺い知ることとなりました。

【マラッカ州投資額RM50億(約1,600億円*)到達まとめ】

 

マラッカ州の投資情報について、非常に明るいニュースをお届けしました。今後ますます発展が期待できるニュースであり、マレーシア国内はもとより諸外国からもさらなる投資が集まることが期待できますね!

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